FOREVER FRIEND
先生、以外と鋭いなぁ。
はぁ~、何か色々めんどくさい。
考えるのもめんどくさい。こんな思いをするぐらいなら友達なんていらない。
化学室につき、椅子に座った。
すると、すぐに三井がやって来てユリアの前の席に座った。
「じゃあ、始めるか」
「はい‥」
「佐田、最近はどうだ学校は楽しいか?」
「まぁ、ぼちぼちです‥」
「バイトはやってるのか?」
「やってません‥」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
三井が何かノートに書いている。
ユリアは三井が来てからずっと下を見ながら質問に答えた。
「じゃあ、今は親からのこづかいか?」
「はい‥」
「最近、何か変わった事はあるか?」
「特にありません‥」
「何か楽しい事は?」
「特にありません‥」
「じゃあ、好きな食べ物は?」
「いちごです‥」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
「フッ、プハッ」
三井が急に吹きだした。
「えっ‥?」
ユリアは驚いた。
「フッフフフフフ」
「何がおかしんですか?」
「お前さ、もっとちゃんと真面目に答えろよ。尋問してるんじゃねーんだからさ」
三井が笑いながら言った。
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
「これじゃあ、個人面談の意味がないだろ?何か悩み事や困ってる事、面白いネタとかはないのか?1つぐらいあるだろ?」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
「特に何もあり‥‥」
「はい、言うと思ったー」
三井が笑いながら突っ込んだ。
「本当、お前らしい答えだよな~」
「‥‥私らしいってどういう意味ですか?」
「佐田はさ~、人の顔色ばっかり伺いすぎなんだよ」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
「どうせ、せんこーなんかに言っても仕方がない。言ったところで何も変わらないしー。とか思ってるんだろ?」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
「おい、少しは否定しろよ」
「‥‥思ってませんよー」
「はいはい分かった分かった。じゃあ、質問変えるわ」
「じゃあ、大友とは喋ったか?」
「えっ!?どういう事ですか?」
「おぉ、食いついた!」
「何で急に大友さんの事が出てくるんですか?」
「嫌~、べーつーにぃー。聞いてみただけですけど、何か?」
三井が話しをはぐらかした。
「先生!ちゃんと答えてください!!」
ユリアは三井が言った事が気になってしょうがなかった。
さっきまで目も合わす事もなく、下ばかり向いていたユリアの態度が嘘だったかのようにミカの名前が出た瞬間に三井に食いついた。
「‥‥特にありません」
三井はさっきユリアが返事した時のように真似をして答えた。
「ふざけないでちゃんと答えて下さい!!」
「断る!!」
「!?」
「佐田が本音で話してくれなかったから、ワシも話してやらなーい」
三井が顔の頬を膨らませ可愛く言った。
「あの、それ全然可愛くないですよ。そんな事より、ちゃんと答えて下さい」
「ふ~んだ。お願いしてもてダメダメ。佐田がちゃんと話してくれなかったので閉店です。それではさようなら~」
「ちょっ、ちょっと待って下さい!!『大友さんと喋ったか?』ってどういう意味なんですか?」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
「お願いです。先生教えて下さい」
ユリアは立ち上がって必死にお願いをした。
「ふはははー、お前、必死すぎ」
「だって‥‥」
「もぉ~、しょうがねぇ~なぁ。じゃあ、1つだけヒントをやるとするか」
「ヒント?」
「聞きたいか?」
「教えてください!!」
「佐田と大友は‥‥‥」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
「似た者同士なんだよ」
「えっ?どういう事なんですか?」
「はい、しゅーりょー」
「もぉー!!ひどーい」
「約束しただろ?1つだけしか教えないって」
「先生の意地悪~」
ユリアはふてくされた。
すると、三井が思い出したかのように‥。
「あぁ、そういえば‥‥大友も個人面談まだなんだよなー。なぁ佐田、大友を呼んで来てくれないか?」
「えっ?でも今日、大友さん学校来てませんでしたよ」
「あぁ~まぁ、今の時間だったらアイツ、図書室にいると思うから呼んで来てくれないか?」
図書室?何で図書室なんかに大友さんがいるの?
「あの、呼びに行くのは全然いいんですけど、何で大友さんが図書室にいる事を先生が知ってるんですか?」
「ひ・み・つ・」
「はい、言うと思いました」
やっぱ、教えてくれないか...。
「それより、もしアイツを佐田がちゃんと呼んで来れなかったら佐田の単位は無しだから」
「えぇーー!?それは酷くないですか?」
「当たり前だろー!お前がちゃんと本音で話さなかった罰だ」
「もぉーー、さっきからそればっかりじゃないですかー」
「当たり前だ!まぁ一応、佐田の個人面談は終了。ワシはここで待っているから大友をちゃんと呼んで来てくれよ~。じゃないと、単位やらないぞ~」
「‥‥はい、分かりました」
「おい、もっとやめて下さいよ~とかないのかよー」
「はい‥‥では呼んできます」
「えぇー、スルーですか?」
「では、行ってきます」
「はい無視~、はいはい分かりましたよー」
ユリアはミカを呼びに行く為、図書室に向かった。
気になるなぁ。さっき先生が言ってた『大友さんと私が似た者同士』ってどういう意味なんだろう‥‥?
後、大友さんと三井先生ってどういう関係なんだろう?
何かかなり浸しそうな感じに思えたんだけど‥‥気のせいなのかな‥?
もしかして、付き合ってるとか?
でも先生、たしか結婚してた気がするんだけど‥。
まぁ、そんな事どうでもいいっか。
それより、本当に大友さん図書室なんかにいるのかな~?
はぁ~、何か色々めんどくさい。
考えるのもめんどくさい。こんな思いをするぐらいなら友達なんていらない。
化学室につき、椅子に座った。
すると、すぐに三井がやって来てユリアの前の席に座った。
「じゃあ、始めるか」
「はい‥」
「佐田、最近はどうだ学校は楽しいか?」
「まぁ、ぼちぼちです‥」
「バイトはやってるのか?」
「やってません‥」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
三井が何かノートに書いている。
ユリアは三井が来てからずっと下を見ながら質問に答えた。
「じゃあ、今は親からのこづかいか?」
「はい‥」
「最近、何か変わった事はあるか?」
「特にありません‥」
「何か楽しい事は?」
「特にありません‥」
「じゃあ、好きな食べ物は?」
「いちごです‥」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
「フッ、プハッ」
三井が急に吹きだした。
「えっ‥?」
ユリアは驚いた。
「フッフフフフフ」
「何がおかしんですか?」
「お前さ、もっとちゃんと真面目に答えろよ。尋問してるんじゃねーんだからさ」
三井が笑いながら言った。
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
「これじゃあ、個人面談の意味がないだろ?何か悩み事や困ってる事、面白いネタとかはないのか?1つぐらいあるだろ?」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
「特に何もあり‥‥」
「はい、言うと思ったー」
三井が笑いながら突っ込んだ。
「本当、お前らしい答えだよな~」
「‥‥私らしいってどういう意味ですか?」
「佐田はさ~、人の顔色ばっかり伺いすぎなんだよ」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
「どうせ、せんこーなんかに言っても仕方がない。言ったところで何も変わらないしー。とか思ってるんだろ?」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
「おい、少しは否定しろよ」
「‥‥思ってませんよー」
「はいはい分かった分かった。じゃあ、質問変えるわ」
「じゃあ、大友とは喋ったか?」
「えっ!?どういう事ですか?」
「おぉ、食いついた!」
「何で急に大友さんの事が出てくるんですか?」
「嫌~、べーつーにぃー。聞いてみただけですけど、何か?」
三井が話しをはぐらかした。
「先生!ちゃんと答えてください!!」
ユリアは三井が言った事が気になってしょうがなかった。
さっきまで目も合わす事もなく、下ばかり向いていたユリアの態度が嘘だったかのようにミカの名前が出た瞬間に三井に食いついた。
「‥‥特にありません」
三井はさっきユリアが返事した時のように真似をして答えた。
「ふざけないでちゃんと答えて下さい!!」
「断る!!」
「!?」
「佐田が本音で話してくれなかったから、ワシも話してやらなーい」
三井が顔の頬を膨らませ可愛く言った。
「あの、それ全然可愛くないですよ。そんな事より、ちゃんと答えて下さい」
「ふ~んだ。お願いしてもてダメダメ。佐田がちゃんと話してくれなかったので閉店です。それではさようなら~」
「ちょっ、ちょっと待って下さい!!『大友さんと喋ったか?』ってどういう意味なんですか?」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
「お願いです。先生教えて下さい」
ユリアは立ち上がって必死にお願いをした。
「ふはははー、お前、必死すぎ」
「だって‥‥」
「もぉ~、しょうがねぇ~なぁ。じゃあ、1つだけヒントをやるとするか」
「ヒント?」
「聞きたいか?」
「教えてください!!」
「佐田と大友は‥‥‥」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
「似た者同士なんだよ」
「えっ?どういう事なんですか?」
「はい、しゅーりょー」
「もぉー!!ひどーい」
「約束しただろ?1つだけしか教えないって」
「先生の意地悪~」
ユリアはふてくされた。
すると、三井が思い出したかのように‥。
「あぁ、そういえば‥‥大友も個人面談まだなんだよなー。なぁ佐田、大友を呼んで来てくれないか?」
「えっ?でも今日、大友さん学校来てませんでしたよ」
「あぁ~まぁ、今の時間だったらアイツ、図書室にいると思うから呼んで来てくれないか?」
図書室?何で図書室なんかに大友さんがいるの?
「あの、呼びに行くのは全然いいんですけど、何で大友さんが図書室にいる事を先生が知ってるんですか?」
「ひ・み・つ・」
「はい、言うと思いました」
やっぱ、教えてくれないか...。
「それより、もしアイツを佐田がちゃんと呼んで来れなかったら佐田の単位は無しだから」
「えぇーー!?それは酷くないですか?」
「当たり前だろー!お前がちゃんと本音で話さなかった罰だ」
「もぉーー、さっきからそればっかりじゃないですかー」
「当たり前だ!まぁ一応、佐田の個人面談は終了。ワシはここで待っているから大友をちゃんと呼んで来てくれよ~。じゃないと、単位やらないぞ~」
「‥‥はい、分かりました」
「おい、もっとやめて下さいよ~とかないのかよー」
「はい‥‥では呼んできます」
「えぇー、スルーですか?」
「では、行ってきます」
「はい無視~、はいはい分かりましたよー」
ユリアはミカを呼びに行く為、図書室に向かった。
気になるなぁ。さっき先生が言ってた『大友さんと私が似た者同士』ってどういう意味なんだろう‥‥?
後、大友さんと三井先生ってどういう関係なんだろう?
何かかなり浸しそうな感じに思えたんだけど‥‥気のせいなのかな‥?
もしかして、付き合ってるとか?
でも先生、たしか結婚してた気がするんだけど‥。
まぁ、そんな事どうでもいいっか。
それより、本当に大友さん図書室なんかにいるのかな~?