FOREVER FRIEND
第15話 大好きだよ・・・。
ー4月上旬ー
もうすぐ新学期が始まる頃。
ミカまだ、病院生活を送っていた。
本人はいたって元気なのだが、最近心臓の軽い発作がおこる為、退院させてもらえなかった。
そんな、ある日‥‥。
「ねぇ、ミカ!今度の土曜日何処か行きたい所ない?」
「何処かって?」
「だから、それを聞いてるの!半日だったら外室してもいいって月島先生に許可もらったから、久しぶりに何処か行こう」
「じゃあ、私は何処でもいいからユリアが決めて」
「もぉ~、絶対言うと思った」
「当日までにユリアが決めておいて、それまで楽しみにしとくから」
「しょうがないなぁ‥‥」
ミカとユリアは土曜日遊びに行く約束をした。
ユリアはミカを何処に連れて行ってあげたらいいのか迷った。
外室の際は必ず車椅子で移動する事が条件だった。だから車椅子でも行けそうな所でないとダメだった。
車椅子といってもミカが全く歩けない訳じゃないので、ユリアはそれほど大変ではなかったが、ミカをできるだけ疲れさせたり、体に負担になる事は禁止されていた。
もうすぐ新学期が始まる頃。
ミカまだ、病院生活を送っていた。
本人はいたって元気なのだが、最近心臓の軽い発作がおこる為、退院させてもらえなかった。
そんな、ある日‥‥。
「ねぇ、ミカ!今度の土曜日何処か行きたい所ない?」
「何処かって?」
「だから、それを聞いてるの!半日だったら外室してもいいって月島先生に許可もらったから、久しぶりに何処か行こう」
「じゃあ、私は何処でもいいからユリアが決めて」
「もぉ~、絶対言うと思った」
「当日までにユリアが決めておいて、それまで楽しみにしとくから」
「しょうがないなぁ‥‥」
ミカとユリアは土曜日遊びに行く約束をした。
ユリアはミカを何処に連れて行ってあげたらいいのか迷った。
外室の際は必ず車椅子で移動する事が条件だった。だから車椅子でも行けそうな所でないとダメだった。
車椅子といってもミカが全く歩けない訳じゃないので、ユリアはそれほど大変ではなかったが、ミカをできるだけ疲れさせたり、体に負担になる事は禁止されていた。