運命の相手は先生?!
「…如月!って……睦月先生?!」
「あ、たまたま会って……」
「もう何で言ってくれなかったんすかー?」
「いや…明日飲みに行くって話だったしその時話そうかと」
「あーなるほど!じゃ明日沢山話聞かせてくださいね」
じゃあまた明日、と言って手を振る紘ちゃん。
紘ちゃん勘が鋭いのかな……?
「…はは。やべーな。明日絶対質問攻めされる」
「が、頑張れ」
「頑張れじゃねーよ……ま、乗って」
「うん…ありがとう」
車に乗ると先生の匂いがした。
香水とかじゃない。先生の匂い。
すごくすごく落ち着く。