運命の相手は先生?!
恋心
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時が少し経ってもうすぐ文化祭の季節になった。
今は授業は短縮で、文化祭の準備の時間が多くなっている。
あの先生は、すごく人気者になっていて
みんなからはアッキーって呼ばれてる。
それをみてちょっと胸が痛んだり…。
どうしたのかな、私…。
「誄歌ー!」
「柊花どうしたの?」
「先生が手伝って欲しいことがあるんだって!一緒に行こうよ」
先生、に…。
「分かった!ここの段ボール片付けたら行くから」
何でわざわざ私?!
私じゃなくてもいいじゃん…って思いながらもちょっと嬉しかったり。
「誄歌、まだ?」
「あ、今終わった!」
飾りに使うらしい段ボールを端に寄せて柊花の元に行った。
すると柊花の横に先生がいて、目が合った。
「如月さんも手伝ってくれると嬉しいです」
「あ…いえ」
なにが如月「さん」よ!
なにが「です」よ!
いつも違うくせに……。