運命の相手は先生?!
「誄歌もついに恋したのね!」
「それは違うよ…!」
「えー違うの?!話を聞く限り素敵じゃん?王子様みたいだし♪」
たしかに私も王子様だと思ったけど…。
あの一瞬で恋なんて……
うん、してないよ……。
「あ、先生きた!」
そういうと柊花は席に戻っていった。
…あれ?
担任とは違う先生が前に立っている。
お休みなのかな?
「みんな、おはよう。なぜ副担任の私が来たのかといいますと、担任の弥生先生は急遽入院することになり……」
えっ?!
入院?!
「長期らしく、いつ退院かは分かりません。というわけなので、新しい先生を紹介します」
新しい先生…。
担任の先生好きだったのにな…。
おじさんだけどすごく、生徒に人気者でいつも元気な健康的な人。
新しい人はどんな人だろう?
「紹介します。霜月先生です」
……ーガラッ