運命の相手は先生?!



二人並んで歩いてると何人かにチラチラ見られたけど気にはならなかった。


一応、クラスの宣伝のボードを持って歩いてるからかな?



「あ、誄歌ー」

「…?!お母さん?!本当に来たの?!」

「ええ。暇だったから。柊花ちゃんママと一緒にね」



絶対来ないと思い込んでいた…。



「それより…誄歌いつの間に彼が出来たの?」

「えっ?!」



先生のことをみてそう言うお母さん。


そんなわけないでしょ!!



「もう!言ってくれればいいじゃない」

「…いや。だから違くて…担任の先生。
ほら、弥生先生入院したって言ったでしょ?」

「あら!そうだったの?ごめんなさいね。誄歌と同級生に見えちゃいました」

「…いえ。担任の霜月です」

「誄歌の母です。誄歌のことよろしくお願いしますね?」

「…はい」



先生はちょっと緊張してるような感じだった。


「あ、柊花ちゃんママ帰ってきた。
じゃあね、誄歌!」

「うん…」



柊花のお母さんは何かを見てきたのだろうか。


戻ってきてお母さんと一緒にいた。






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