運命の相手は先生?!




ソファに座ると飲み物を飲みながら如月と他愛もない話をした。



如月はちょっとサイズの大きいメイド服を着てるから時々胸元が見えそうになって、大変だった。


俺は生徒に何という感情を持ってしまったんだ……。


普通はありえないよな。



「あ。先生もうすぐ文化祭終わるよ」

「もうそんな時間か。早いな」

「先教室戻ってるね?」

「……あ。如月」

「なに?」

「お前後夜祭でるの?」



ここの高校は他の高校より、後夜祭が盛大らしい。


卒業生に花火職人がいるから、本格的な花火が上がるとか。



「…うーん、後夜祭は出ないかな。柊花と帰る約束したし」

「ん。そうか。じゃあ俺ももう少ししたら教室戻るよ。みんなに少しでも片付けを進めるように言って」

「分かった!じゃあね」



手をヒラヒラと振って英会話室を出て行った。






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