運命キャンペーン実施中。




"運命"じゃないなら……


私は勝てないんじゃないの?




なぜか

そう思った。






「おい、お前何してる。」




「え……」





椅子に座ったまま動けなくなった私にテロリストが気づいた。





「早く前へ行け。」



「あ……で、で……も……」





腰が抜けちゃって……




私のなかを恐怖が支配する。







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