運命キャンペーン実施中。




「は……


萩野……」



「ハァハァ……」




横を見ると、砕け散った額縁が散乱している。



どうやら私の頭に落ちる直前に萩野が額縁を蹴ったようだった。





「佐野、早く立て。」



「うん……」




萩野に腕を掴まれると、

自然と緊張は解け、

私はなんとか立ち上がることができた。






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