運命キャンペーン実施中。




「テメーら……やりやがったな……」



「え……」



振り向くと、すごい形相のテロリスト。




ちょ……嘘でしょ。


怒らせちゃった……?




「今ので完全に気づかれた。

クソッ、ハハハ…」




嫌な予感がする。



萩野……



萩野のシャツをぎゅっと握った。









「そこの女だけはぶっ殺す。」









その男は私をまっすぐ指差した。





心臓が大きくひとつ脈打つ。




隣で萩野の舌打ちが聞こえた。






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