これでも私はメイドです
暁side
バンッ
私の一声から数秒後に聴こえてきた大きな音。
バタバタッ
そして複数の大きな足音。
そんな中、すまし顔の私はテーブルに朝食を用意しはじめた。
バンッ
「暁ちゃんっ!!お願いだからそういう起こし方ヤメテ!!」
「暁ちゃぁーん!!俺っちはそういう起こし方も良いけど...
もっと...こう...熱々な起こし方にして欲しいんだけどっ!!」
リビングの扉が開いた途端に2人の男がリビングに入ってきた。