これでも私はメイドです
「やだなー!!俺っちの事無視しちゃってー!!
...あっ!!もしかして....俺っちに構ってもらいたかったのっ!?」
「...................。」
いつにも増して、うるさい三男の瞬(しゅん)。
毎度のことながら瞬の話し方はイライラする。
「......で?...熱々の起こし方ってこうでした..よね?」
そんなうるさい瞬を一時的ではあるが、静める事ができる。
それは......瞬の言ってたことをするだけだ。
そんなわけで瞬に近づいた私は、
瞬の首に腕を回して、顔を瞬の鎖骨に近づけると舌を這わせた。
「っ!!わっわかったから!!はっ離れ.......!!」
するとすぐに私から離れていった瞬は、隅の方に座り込んだ。