その意味俺が教えてやるよ。
俺は朝急いで学校に向かった。

寝坊したのだ。

学校についてクラスに向かおうと角を曲がったら誰かにぶつかった。

それは泣いてる璃希だった。

「り、璃希!?」

「な、何でもないから…」

何でもないわけがない。

俺を心配させまいといった言葉だけど、
少しくらい甘えて欲しい。

学校では誰が見てるかわからないから、
俺の家に連れて行った。

どうしたのか聞くと、朝の出来事を話してくれた。

俺のせいだよな…

俺じゃなくて璃希にこんなことするなんて許せない。

絶対そいつを見つけ出してやる。

そんな中生きることについての質問。

その質問をされたとき


"産まれてきたことに感謝しなさい"

母さんが教えてくれた言葉。

生きるってこの事だ。








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