君がもし変わっていても


「これ!部長の先輩履いてたことある!」



『じゃーそれにしよっかな…って
高くね?!』



あぁ…0がいっぱい^^;


『バイトするわー笑
お!こっちのいいかも!!』




といって見つけたのは蛍光の黄色が目立つシューズだった。




「これ…翔も昔使ってた…!」




『翔?って柊?へー!あいつもいいの選ぶんだな!』




「だって…一生懸命だったもん。サッカーが大好きでさ、」



『やっぱ?』



「?」




『俺あいつ絶対サッカー好きな奴だと思ったんだ!何があったか知らないけど…
よし!これにする!』




優星…よくわかってるなぁ♪


優星がレジに行ってる間窓の方を見てた。




あれ?





遠くの方でキスをするカップルがいた。
でも、よく見たら…



「…翔?」




翔だ。
彼女さんは確かに背が高くてスタイル良くて綺麗な人だ。



でも髪は染めてて化粧が濃くてピアス開けてて…


彼女さんが照れて笑うと
翔も一緒に笑う。

翔の笑った顔なんて最近見たことなかった。



『小鳥!ありがとう!行こ!』


「あ、うん!」


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