続・お前を好きになって何年だと思ってる?
冬夜side

リレーの熱がだんだん落ち着いて来た頃、

周りを見てふと気づく。

…美愛がいない。

委員だからだと考えてみても、

なんだか嫌な予感がする。

そしてその予感は見事的中した。

「美愛ちゃん!?」

「と、乃崎…?」

「え、もしかして二人…」

勝手に噂をし出す奴らを無視して

二人の元に向かうと、

そこにはぐったりした美愛と、

…美愛を抱えた乃崎。


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