フラワーガーデン
私は「ほぉっ」と安堵の溜息を吐くと、急いでボタンを留めて、リビングのテーブルに招待状を並べ、宛先を書き始める。


「あ!この!!てめっ!何、着て……あ、いや、なんでもない。こっちの話……」


電話をしながら、カズトが私を睨む。



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