フラワーガーデン
「このまま、京都で折り返すか、それとも降りるか。
君が決めるといい……」
トオル君は帰りの切符を私の手に握らせると、両手で私の手を強く握り締めた。
君が決めるといい……」
トオル君は帰りの切符を私の手に握らせると、両手で私の手を強く握り締めた。