フラワーガーデン
「嘘つき!ジョージ!!待つって!待つって言っただろぉ!!」

僕はすっかり冷たくなったジョージの体を何度も叩いた。

だけど、ジョージの穏やかに微笑んだ瞳が開くことはなかった。

泣いて泣いて泣き疲れて床に崩れ落ちた時、僕は一枚の紙が落ちていることに気付いた。

僕はその紙を拾った。

裏紙の感触からそれが写真であることがわかった。

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