フラワーガーデン
私の返事と同時に、ノックの主は部屋に入って来る。


「藤枝徹君!!……あっ、つっ~~~~……」



叫んでしまってからあまりの痛みに頭を抱える。



「大丈夫?」


藤枝君は持ってきたウーロン茶のペットボトルをベッド脇の台の上に置くと、心配そうに私の顔を覗き込む。



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