フラワーガーデン
人が近づいてくる気配に後ろを振り向くと、かずにぃが今起きてきたようで、ソファに腰を下ろそうとしているところだった。

かずにぃは、ソファで足を組むと、そのまま体を深く沈めた。


私は動揺を隠し、背後を気にしながらも、次第にトオル君の言葉に全てを忘れてテレビを見つめる。


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