フラワーガーデン
私が着替えてベッドで目を瞑っていると、かずにぃは再びドアを蹴り開ける。

「おーい、ミルク、飲めるか?温まるぞ」

かずにぃの持っているトレイにはほかほかのホットミルクが乗っていた。


かずにぃはベッドに腰掛け、私を抱き起こすと、「熱はない……か」と私のおでこに手を当てる。


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