【完】午前0時日付が変わっても
「入学してからまだそんななのに遅刻なんて緊張感ねーな」
「遅刻じゃないセーフ! セーーフ!」
「お前のほうが声デカい」
「ハッ……ごめん」
私たちが一緒に住んでることは一応隠しておこって話になって。
誰にも秘密。
だから、もちろん登下校も別々。
聖菜ちゃんにぐらいなら言って大丈夫だと思うけど…千景くんOKしてくれるかな?
もう毎日バタバタで、
高校生って思ってたより忙しくて、慣れない生活に必死に頑張る日々です。