【完】午前0時日付が変わっても




「やーっとお昼だ!」




お腹空いた!

ごはん!!



お昼休みの時間になると私たちのクラスはいろんな人が来て人口密度がすごいことになる。



だから、お昼ご飯は教室じゃなくて他の場所で食べることに。




「愛生と丸山さん、いつものところ席取りよろしく」




準備していると、千景くんがそう言いながら机にお茶2本をポンと置いて通り過ぎていった。



あ、これ私が学校に持ってこようと思ってたやつ!



冷蔵庫から出して机に置きっぱだった……



すっかり存在を忘れていた。



千景くん、それに気づいて持ってってくれたのかな。



自販機で無駄な出費しなくていいのは、ありがたい…!



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