陽の沈まない地球
その夜、家族全員が寝静まった後に弱々しい小さな声がした。

「明子。私ね、学校でみんなが私のことバカにして笑うんだ。 ブスブスって言うの。自然と涙がでてきてね・・・どうしたら いいかなあ。」

当然明子は返事を返すことができない。
「明子はもっと、かわいい女の子になってね。いや、きっとなるよね・・・。」
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