無敵な彼女



―『助けて……助けて、凛……っ!!』


真っ暗な空間の中で、誰かが私の名前を呼ぶ。


その声が頭に響いたとき、瞬時に耳をもぎ取りたくなるような衝動に駆られた。





―『イヤッ、イヤ!!いやああああああああああああ!!』









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