LOVE School LifeⅡ【完結】

は!?何を!?
え!?ちょっと待って!


あまりにも平然と嘘をつくから、言葉を失っていて否定する事が出来なかった。

それに有紗は疑う様子もなくて、「まじか!よかったじゃん!」なんて笑顔を向ける。


……後で秋人に詰め寄ろう。



「由紀と翔子は~?」


秋人は私の言いたい事をきっとわかってる。
だけど、敢えて触れずに有紗に尋ねた。



「ああ、それ。
今ねバトってるよ」

「は!?」
「は!?」


私と秋人の言葉が被る。

有紗、普通の温度で言わないでくれる!?
何でそんな平然としてるわけ?



「ちょ、ちょっとバトってるって何」


秋人も驚きを隠せないらしい。
その声は普段よりも動揺してる。
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