LOVE School LifeⅡ【完結】


「秋人はこうやって、陰で誰かに何かをするのが嫌いなんだよ。
秋人に嫌われたいの?」

「は?あんたに何がわかんのよ!
いきなり出て来たと思ったら、先輩の彼女ですって!?
ふざけないでよ!」

「……それで?嫌がらせしようって事?」

「そうよ。彼女の内はやめておいたのに、振ったっていうじゃない!
何様なわけ!?秋人先輩を振るとか」


ああ、秋人のついた嘘はこんなとこにまで回ってしまってるとは。

それでも。


私はこの子を許せない。
私だから平然としてるけど、豆腐メンタルな子だったら登校拒否起こしてるかもしれないんだよ。


心臓から毛が生えてるだろって言われる私は平気だけど。


一応先輩だし。抑えてたけど、限界。



「ふざけんのも大概にしろよな!」


突然、大きな声を上げた私に驚く彼女。
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