LOVE School LifeⅡ【完結】
「何。愛」
「何でもないですけど」
「ふうん」
顔を背けながら言うと、瞬はもう私に興味がないのか秋人の隣に立つ。
「クラス行っても秋人いねえし」
「今来たの?瞬」
「そう。ちゃんと朝出たんだけど、眠かったから公園で寝てた」
はっ!?公園で寝てたって今言った!?
瞬ってまじで謎すぎるんだけど。
寝るなら学校で寝ろとも言えないけど。
「あはは。瞬らしい」
「まだねみぃ」
「瞬たん、バイト辞めたのに何でそんな眠そうなの」
「夜は女が離してくれないからね」
サラっと何を言ってるんだ。こいつ。
私がここにいるって事、絶対わかってないよね。
つか、私がここにいてもどうでもいいって事よね。これ。