LOVE School LifeⅡ【完結】
……ちょっと、どういう事だ。
どうしたって言うんだ。
今朝、秋人と話してから少しだけ様子おかしくないか?
可愛いって言ってきたり。
どうしたんだろうか。
ややこしい事にならなきゃいいけど。
私よりも、秋人と結城が。
二人が仲悪くなったら辛いわ。
一つ、溜め息をついて私はチャイムが鳴るのを頬杖をついて聞いていた。
放課後になり、秋人が笑顔で私の元へとやって来る。
後ろには瞬もいた。
「愛ちゃん、帰ろうっ」
「うん」
「瞬はこれから合コンでしょ?頑張って」
「何をだよ…」
「女の子と」
あからさまに顔を顰める瞬に、秋人はからかうように言った。
「別に今日はヤんねえって」
「ふうん?」
「いや、まじで結構腹いっぱいなんだわ。今」
「瞬のエッチ」
だから、そういう話を平然と私の前でするな。
私は免疫ないんだぞ。