LOVE School LifeⅡ【完結】
「だって、秋人ともなんかバチバチしてたし。
変に可愛いとか言って来るし。
正直、いつもよりもなんか気持ち悪い」
「気持ち悪いって。ベコッ!!」
「……」
そのリアクション、ちゃらおーず共通なわけ?
まさか、瞬もしないよね?
……しないか。
「別に、可愛いとか前から思ってたし。ラブ酷い」
「嘘付けぇい」
「本当だって。遠慮しなくなっただけだよ」
「遠慮?」
「うん。だって、付き合ってないんでしょ?」
「そうだけど…」
「じゃあ、俺がラブを口説こうが、自由って事じゃん」
「く、どっ!?」
はあああ!?
ちょっと待て。
今日は何なんだよ!
結城といい、瞬といい。
こいつら、私で遊んでないか!?
わかんないわ!!
つか、自由じゃないわ!!!
私に許可を取れ!!
却下してやるけど!
「そんなに驚く事?」
まだ、驚いてる私はその言葉に何度も首がもげるんじゃないかって程、頷いた。
私のあまりの必死さに、結城はまた吹き出すとケラケラと笑っていた。