LOVE School LifeⅡ【完結】
どうにかなりそうなら、私が止めるしかない。
「大丈夫だよ。ラブ。
それじゃあ、日曜図書館でねー!ゆっくり寝ろよー」
そう言うと、結城は私に手を振って帰路に着く。
結城の背中を暫く見つめた後、私も自転車に跨ると自分の家へと向かった。
家に到着した私は、お風呂にとりあえず入ってすぐに着替えた。
化粧も髪の毛もセットして。
リビングに入り、ネチネチとうるさい母親の小言は完璧スルーした。
朝帰りって事で、クソ母は何か違う想像をしてるっぽいけど。
何もないですからね?
果てしなく眠い。
けど、今寝たら絶対に起きられない。
間違いなく、秋人を待たせる事になる。
だから、早めに家を出る事にした。
【秋人、駅前ぶらぶらしてるねえ】
それだけLINEを打つと、私は駅前に向かった。