LOVE School LifeⅡ【完結】


【まじで?早くない?
30分でそっち向かうから、待ってて!】


秋人から返事が来たのは、それからすぐの事。
了解だけ送ると、私はまた歩き出した。


なんか、凄い事結城に聞いたな。

どうしよう。
私はこのまま、秋人を好きでいていいのだろうか。


いや、好きではいるだろうけど。
簡単に諦められるのならば諦めてるし。


色々と考えてたら、あっという間に駅前に到着していて、私は時間を潰す為にカフェへと入る。
コーヒーと、ベーグルを頼んでふかふかのソファ席に座った。


【駅前のカフェにいる】


とりあえず、コーヒーを口に含みながら秋人にそう連絡した。


……このソファ、あまりの座り心地の良さに眠くなる。


ベーグルを一口齧り、ソファに寄りかかると段々と瞼が落ちて来る。
気付けば、私は意識を手放していた。

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