LOVE School LifeⅡ【完結】
「また、俺の家に来て欲しい」
「え?」
冗談?そう思って、顔を上げて秋人を見つめるけど。
どうやら、本気らしい。
一切、笑ってない顔で私を見つめていた。
「……」
「ダメかな」
「……」
昨日、覚悟を決めた。
これ以上、進んでしまうのなら。
もしも、進んでしまうのなら。
だから、こんな格好をして来たんだ。
ゴクリと生唾を飲み込んだ後、私は「いいよ」そう言って頷く。
一度だけ。
たった、一度だけ。
私から秋人を求めるから。
どうか、受け入れて。