LOVE School LifeⅡ【完結】
「……愛ちゃん、やっぱ勘違いしてた」
「え?」
何を?
勘違いって何の話?
目をぱちぱちとさせながら、秋人の顔を見る。
そんな私の事を見つめながら、秋人は口を開いた。
「俺が愛ちゃんにキスして、大好きだって言ったのは…、ちゃんと恋愛として、って事だよ」
何て?
え?
まだ、意味が分からない。
何度も瞬きしては、秋人を食い入る様に見つめる。
その言葉の真意を問いただす様に。
「俺、愛ちゃんの事いつの間にか好きになってたんだよ。
てか、それには前から気付いてたけど…、認めたくなかった」
「……は!?」
えっと?
じゃあ、好きだって言ってくれたのは本当に私と同じ気持ちの好きだったって事?
吃驚どころの話じゃないんですけど。
口を開けてポカンとしてる私を見て、秋人は苦笑すると更に話し出す。