LOVE School LifeⅡ【完結】
言った後、照れ臭そうに俯き、そして不安そうに私の様子を窺う。
そんな顔しなくていいのに。
「うん、もちろん」
だって、これしか出ないんだから。
絶対望みなんてないって思ってたよ。
麗さんだけを一生愛し続けるんだって思ってたから。
「本当に?」
「当たり前じゃん」
不安そうな顔から一転して、晴れやかになっていく。
目を細めて嬉しそうに笑う秋人に、私も笑みが零れた。
「今度はキス、してもいいよね?」
満面の笑みでそう尋ねて来る秋人。
だけど。
「今は嫌です」
と、即効拒否する私。
「えっ!?」
途端に蒼褪める秋人。