LOVE School LifeⅡ【完結】
「うっそーーー!」
「まじで!?」
「おめでとーーー」
なんて勝手に盛り上がっちゃってて。
何も言えませんよ、ハイ。
「あの、何もないんです、本当に」
とか、一応否定するけど。
「まったまたー」
「隠さなくていいのにぃ」
なんて、嬉しそうな声が届いて何も言えません。
だから、もう放っておこう。
うん、放っておくしかない。
私の手には負えない。
きゃあきゃあとうるさい三人と並んで、私達は購買へと向かう。
パンを買って私達は外へと出た。
木陰に座って、仲良くランチ。
うわあ、したかったあああ。
こういうの、したかった。
てか、前は普通にしてたよ。
聡子とか数人と。
こんなに嬉しかったんだな。