LOVE School LifeⅡ【完結】
それから何事もなく、中間テストも無事に終わり、私達は教室で話していた。
私の隣に秋人。
後ろに本間と結城。
珍しく瞬もいる。
テスト疲れたって言って、今前で寝てるけど。
「つっかれたあああ!とりあえず、テスト終わったあああ」
結城はそう言うと、背伸びをした。
本当にお疲れだよ。
テストってのは、やっぱ気を張るよね。
「どうだった?愛ちゃん。手応えあり?」
「うん。秋人とかと勉強した箇所出たし、一応全部埋められた」
「それはよかった」
「そういう秋人はどうなわけ?」
頬杖をつきながら、そう尋ねる本間。
秋人はキョトンとした顔でケロっと一言。
「余裕だけど」
さも、それが当たり前かの様に言い放つ秋人に私達三人は静かに憤った。
秋人が努力してそこまで辿り着いたのはわかってる。
わかってる。
だがしかし。
イラっとするものはする。
これは仕方ない。
話を切りかえる様に、結城が口を開いた。