LOVE School LifeⅡ【完結】
「私達ともっと一緒にいたらよくない?」
その言葉に、口をポカンと開けた。
「だよねー。別に新一とか清二と一緒にいてもいいけどー」
「私達、もっと愛と仲良くしたいのに寂しいわー」
「LINEもくれないし」
「既読スルーだし」
「いや、ちょっと、待って」
次々に言葉が投げかけられたもんだから、動揺してうまく話せない。
「待てません」
私の動揺して発した言葉は由紀にバッサリと切られて、グッと詰まる。
「愛はさー、私達の友達でしょ?」
そう言ったのは有紗。
少しだけ上を向いて、恥ずかしそうに。
「………」
本日感動、二回目。
じーんとしてる。
私を友達だって思ってくれてるんだ。