ミステリー
人間恐怖症 教員の方に知ってもらいたいこと
またまた別の話。
西暦のXXX9年の
日本にて。




東北地方のA県某所の
公立のO市立比嘉士(ひがし)中学校の3年B組。
比嘉士中は、
通称ひが中または
とうちゅうと言われ、市内の中学校または中等部で二番目に生徒数多く、全校生徒は619人。


なぜ
とうちゅう
とも呼ばれるのかというと
比嘉士→ひがし→東→とう
とも読めるからだ!

男子は黒の学ランで、女子は紺色のセーラー服と
白のスカーフ(女子の夏服は白いブラウスに紺色のスカートと紺色の紐型リボン)。


この日は席替えがあり、くじ引きで、
小田切美奈世(2月19日生まれ。名付ける時、
美奈世と、南とで、
まよって、
美奈世となづけたそう。
本当は、タッチの南ちゃんから
南と名付けようかと思ったが
美奈世という名前も捨てがたかったのだとか)と、
美奈世の赤ん坊の時からの
親友の一ノ瀬菜穂子(3月1生まれ)が、
窓際の席の、前から1番と二番目の席になった。


すると、畠山豪(はたけやまつよし)と
伊多波雄貴(いたばゆうき。4歳年下の弟の
玄樹くんと2人兄弟。)が、それぞれ
美奈世と菜穂子の隣の席になったので、
そこに担任で国語担当の岸博之先生がいるのに、

「おえ、目の前、真っ暗になったー」
「おえーガッコ来る必要全くなかったな!!
目の前が真っ暗なったあー」
「おえー
目の前真っ暗なったから
俺学校くる
必要なかったな」
「おえーーっ!目の前真っ暗になったあ」
「おえ、目の前、真っ暗になったー!
俺の目潰れたあーー」
「おえー、目の前真っ暗になったー」
「せめてかわい子ちゃんと隣ならなー!」
と口を揃えて大袈裟にいい、
嫌そうな顔をし
嫌そうなそぶりを
不可説不可説転ぶんの1%もかくさない!
男子たちも、意地悪くわらってた!
女の子たちですら、庇ってもくれない!
この畠山らは、出身の阿里浦小学校(ありうら)
(この比嘉士中学校のすぐ向かい)でも、
小5〜6のときにいじめをやってたが
このクラスでも、不可説不可説転ぶんの1%も
こりないでこういうことをやってる!


菜穂子は半泣きになる。
美奈世は、こんな奴ら気にかけちゃダメよ
こんな奴らバカみたいよね!というが
美奈世と菜穂子だって年頃の女の子、
その乙女心が傷ついてることは不可説不可説転の不可説不可説転乗%当たり前で
ローソクを見るより明らか!

畠山、伊多波がなぜ
美奈世と菜穂子をいじめるか?
もちろん意地悪な人が、意地悪が絶対全て
不可説不可説転の不可説不可説転乗の
不可説不可説転乗の不可説不可説転乗%
間違ってると言うスタンスは崩さないが、
単純に高校受験のストレス解消もあるが、
美奈世と菜穂子であれば逆らわないし
きれたりは絶対しないと、仮にそんなことなってもたいしたことないさ、と、舐めてるだけだ。

ことに菜穂子は、中学からは普通学級で過ごしてるものの
小学校の6年間は
特殊学級で過ごしてたのでみんなより
勉強は苦手だ。

なので畠山、伊多波は、
ストレス解消プラス
勉強できないやつ、逆らわないやつ、スポーツも飛び抜けてないやつ、ちょうどおもちゃとして退屈凌ぎとして使えるやつを使おうと考えてた!

プラス、畠山と伊多波にとっては
こういう書き方したら酷すぎではあるが、
菜穂子たちの容姿が、妥協できないくらい
気に食わなかったのだ。

菜穂子と美奈世と同じクラスなったとき
畠山と伊多波はがっかりした!

あーあ、俺らの学校なら、さすがイケメン美人多い県だけあってかわいいひとたくさんなのに
特に3年A組の
吉崎春奈、黒沢美里(みり)
あと山内陽子に富樫真生(まお)などの
可愛い子、どっかのアイドルにいそうな可愛い子たくさんなのによー
何でこういう天然パーマの歯並びも汚ねえ髪の毛もボサボサな変な顔のやつ(菜穂子)や
そばかすだらけで髪の毛もパサついたおばさんくさい顔のデブなやつ(美奈世)なんかと、何が悲しくて同じクラスなんだよ??
おまけに菜穂子はとろすぎだし!
可愛い子ならトロすぎても可愛いけどよ!
おまけに菜穂子って抜けてんだよなー
考えたらなすぎで!
可愛い子なら抜けてても
そのそそっかしいのも可愛いってマジ許すけどよー!
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