ミステリー

夏休み明けの
全校集会で。


教頭は、全校生徒の前で
自分も幼い頃遠足で川で
大便したことでいじめられるようなり
とうとう転校したこと、
昔自身の息子や、
幼い頃妹にも
ひどい態度とったこと
そのことを後悔し十字架せおってきたことを
はなした。

意地悪モラハラされると
全ての人が悪魔に見えて
人間恐怖症みたくなって
暗く勇気も元気もなくなってしまう
その人の身内保護者も傷つくことになると、
知ってもらいたい。

教頭は泣いて
いった。
教頭は話終わった後もしばらく泣いた。


のちに
教頭は、
自らの書籍を
大手の「中学館」から出版した。

そこには
息子が昔
モラハラと意地悪のせいで
人間恐怖症や人間不信みたいになったことと
そのときにモラハラ意地悪をする方でなく
息子の方を責めてしまって
息子になんでそう人間不信人間恐怖症で弱虫なんだ、みたいな責めること言ったこと
息子が自殺しようとしたかもしれないこと
息子を責めてしまい
力にならないとならないはずの自分も
息子を責めて肯定感をそいでしまったから
息子にとっては自分も
いじめ人間と同じかもしれないと
いう後悔
いじめられて辛く感じた幼い頃
いじめられた悲しみ傷を当時妹へ向けて悲しませたことの後悔
そして
今学校やクラスなどがしんどい辛い人には
居場所は、学校やクラスだけではないことを
しらせたい
モラハラと意地悪自体は
される方が悪いわけではないよ、
モラハラや意地悪を
クラス，委員会とかでされても
自分に悪い点があるからだろうかとは
考えないでもらいたい
ということが
かいてあり、
教頭は何度か
市内の小中高大をおとずれ
モラハラいじめについて
講演もおこなった。

この書籍、発売から68日から92日たっても
週間売り上げトップ12にはいり、
「世界一受けたい講義」
でも3週連続でとりあげられた。



同じ頃。
竹内亜紗美と田谷亜希子、藤垣恵理は
今のクラスで全員から無視などをされている。

話しかけても無視されて
遠ざかられてしまったり
竹内亜紗美らが教室入ると
あ、ゴリラやバイキンはいってきたよ、と
意地悪な感じでささやかれたり
掃除や委員会の時も
アクシデントで竹内亜紗美や田谷亜希子らに
ぶつかったりしても
まるで竹内亜紗美らがそこにいないかのように
知らんふり。
バレーボールやダンスのときも
6人くらいの
グループつくるときも
3人だけあまってしまう。

クラスの子に
なんで無視するかきいても
答えてもくれないのだ。

先生でさえも
見て見ないふりしてて
無視の現場をみても
なにもいわない。

無視されるには
それほどの
嫌われる原因あるんじゃないか？
無視される人とされない人の違いが、
あるはずよ？？
自分の悪いとこを考えたら？
と、先生は竹内亜紗美らが相談してもそういうだけ。

ある日
我慢できなくなった
竹内亜紗美は、クラスのみんなに
半泣き涙目で、
キレて叫んだ。

なんで意地悪するの！
あたしらに、嫌なとこあるなら
言ってくれれば
はっきり指摘してくれればいいじゃないか！
それも、クラスの残り37にんで
あたしたち3人に無視するなんて卑怯だよ！
と。

すると天の声がきこえた。

おぬしらにいじめ恐喝強要されたときの
被害者もまさに同じ悲しみ苦しみを感じてたんだよ

おぬしらだって
自分に嫌なところがあるなら
じぶんにいたらないとこがあるなら
はっきり言ってもらえるほうがいいんだろう？

いじめは、
いじめられる方に問題があるから
起きるのではないのだ

いじめ自体は
する方が間違ってる