ミステリー
理代と光は、市立図書館から少し歩き、カラオケに入った。


理代は高校入学以来、
ここで放課後
一人カラオケをすることがある。

今日は光と来られたので、
とても嬉しい!


『私、会員カード持ってるから
私の会員カード使うね。』

理代はカバンから財布を出し、
会員カードを出す。

『ありがとう。』
と光。

『フリータイムでお願いします』
理代が受け付けに
会員カードを出す。


『ありがとうございます。
満室になりましたら、
四時間までの制限とさせていただいてます。』

女性店員が、
理代と光を部屋に案内する。



理代はまず、
マイクと曲を入力する端末を
光に渡し、次に
自分のマイクと端末を手に取った。


『ありがと。』
と、光が微笑む。


まず、理代が曲を入力した。


WESTプリンスの新曲
『ベリハピ』である。


『よかったら中瀧くんも一緒に歌う?』


『うん、でも俺
サビしかわからないんだ。
音程はずしたらごめんね』


さて二人は、楽しく歌い出す。


わー、
中瀧くんって歌声も素敵ー。

普段の声も素敵なんだけど
歌声も!


てか、WESTプリンス並に
かっこ良くて歌声も素敵じゃないの。



理代は顔中真っ赤だ。

< 219 / 303 >

この作品をシェア

pagetop