ミステリー
それから理代と光は、エスカレーターで二階のゲーセンにいった。
『ゲーセンに来るなんて久々だよ』
と、理代。
『俺もだよ』
と、光。
理代は、しばらく撮ってなかったプリクラの機械に目を留めた。
『理代、プリクラとる?
理代さえ、よければ。』
と、光。
少し切なそうな表情をしていた。
『ええ。
プリクラの代金くらいは、私、出すね!』
理代がいい、財布から
400円出す。
理代と光は、プリクラの機械の中に入り、
理代が400円入れると、
『フレームを6種類まで選んでね』
という音声とともに、
フレームが表示された。
光と理代の好みは合ってて、
二人が気に入って選んだフレームは、
6種類とも
同じだった。
さて、撮影と落書きも終わり
プリクラが出てきた。
しかし、
そこに、光は写ってなかった!
どれにも、まったく。
出てきたプリクラを取り出した
理代は、驚きを隠せない。
故障?
でもそれなら私だって写るはずない。
すると光は両眼に涙を浮かべ
悲しげに笑う。
『理代、ごめんね、
俺、もう、とっくにこの世にいないんだ。
あの、屋上のカフェに行って、話をさせてくれるか?』
『え、ええ。
屋上行こう、光くん。』
理代は、驚きつつも、ゆっくり言った。
『ようやく、下の名前で、俺を呼んでくれたね。』
光は、本当に嬉しげに微笑みながら泣いていた。
二人はエレベーターで屋上のカフェへ行く。
理代は席に着くと二人分の
カフェラテを注文した。
店員さんはかなり不思議そうだったが。
『ゲーセンに来るなんて久々だよ』
と、理代。
『俺もだよ』
と、光。
理代は、しばらく撮ってなかったプリクラの機械に目を留めた。
『理代、プリクラとる?
理代さえ、よければ。』
と、光。
少し切なそうな表情をしていた。
『ええ。
プリクラの代金くらいは、私、出すね!』
理代がいい、財布から
400円出す。
理代と光は、プリクラの機械の中に入り、
理代が400円入れると、
『フレームを6種類まで選んでね』
という音声とともに、
フレームが表示された。
光と理代の好みは合ってて、
二人が気に入って選んだフレームは、
6種類とも
同じだった。
さて、撮影と落書きも終わり
プリクラが出てきた。
しかし、
そこに、光は写ってなかった!
どれにも、まったく。
出てきたプリクラを取り出した
理代は、驚きを隠せない。
故障?
でもそれなら私だって写るはずない。
すると光は両眼に涙を浮かべ
悲しげに笑う。
『理代、ごめんね、
俺、もう、とっくにこの世にいないんだ。
あの、屋上のカフェに行って、話をさせてくれるか?』
『え、ええ。
屋上行こう、光くん。』
理代は、驚きつつも、ゆっくり言った。
『ようやく、下の名前で、俺を呼んでくれたね。』
光は、本当に嬉しげに微笑みながら泣いていた。
二人はエレベーターで屋上のカフェへ行く。
理代は席に着くと二人分の
カフェラテを注文した。
店員さんはかなり不思議そうだったが。