ミステリー
『お前大変すぎたよな、お前も悲しんでたんだよな


だけどだからこそ変わろうぜ。



あいつには勝てないや。




そう思われるように!


それが高等な最大の仕返しさ、






そりゃ、
いじめとモラハラは
される方が悪いんではないよ。
そのモラハラ意地悪をしてるひとも
悪いところはあると思うから。

嫌いな人間と、交際しない権利はあると思うけど
虐めていい理由にはならない。





でも、一幸が変わることで
一幸の明日がよくなると、
俺は思う。



受け売りだけどさ、
俺の気に入ってる曲の歌詞だけど、
運命は変えていけるんだぞ。
運命は、変えていったらいいんだぞ。


お前の辛さと悲しみも
わかるが、
そろそろ元気出せよな、
残念だが過去は変わらない、でも
明日や今日なら変えられるだろ。
お前、本当は結構芯がたくましいやつだな。いじめに負けずに、頑張ってたの、えらいぜ。お前本当は、かなり強いやつだよ、十分にな!
俺のお墨付きさ。
お前、強いし優しいし他人の悲しみわかるんだな。お前、一流だよ、性格的に。

お前は、さらに変われるし、さらに、逞しく生きられるよ、お前優しくて強いから。』


と悪魔。


『ありがとう、僕変わるよ。

僕さ、


いじめられてた時、毎日、死ぬ方法探していたんだ、


でも、それさえも見つけられなかった・・・・


死ぬ方法さえ見つからなかったんだ。』

と、一幸。



『死ぬ方法じゃなく、


あいつには勝てないや、て思われる


方法を見つけようぜ。


死ぬのはその方法を見つけてからでも、できるだろ。


悪魔の俺はともかく、人間のお前は


いつかはどうせ死ぬんだぞ、


それにお前が自殺したらお前の母さんはどうなるんだよ、
一人ぽっちになってしまうだろ、
それにお前の母さん、きっと
お前を高校や大学に行かせるため学費を一生懸命ためてくれたろ?



俺は全面的にお前をバックアップするし、お前を手助けするよ。


お前なら、きっと、
お前をいじめたやつといじめた教員に
あいつにはかてないや、あいつには敵わない、て思われる奴に
変わると思う。


俺の直感は、外れたことないんだよな。』


悪魔が言った。


『そうだよね、ありがとう。』

その時の一幸の目には強さがあった。
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