ミステリー
ついでに、再試験をつめたくことわられた
その日の帰り道、
弱った捨て犬が一匹いた。
その犬と死のうかとまで考えた。
その勇気もなく
家にとぼとぼ帰る。
その捨て犬のとこに戻って、
その捨て犬と死んでしまおうかと考えて
ジャンパーも着ないで
捨て犬のとこへと再び向かう!


すると、
捨て犬は、優しそうなお金持ちそうな老婦人に拾われてた。捨て犬は幸せそうに目を輝かせてた
。(その老婦人はその捨て犬をちゃんと警察に届けて、のちにわんちゃんの正式な家族になり、
わんちゃんはモモとなづけられた。
そのわんちゃんは老婦人と老婦人の息子夫婦と孫娘らと住み込みの手伝いさんらと幸せに暮らした。
そのわんちゃんのほかにも老婦人の家には
30匹のわんこ、50匹のにゃんこ、
専属の獣医と看護師がいた。
そのわんこ、にゃんこも
モモを受け入れた)


彼にはその拾ってくれる人、助けもない。

いじめたから今度、いじめられたのだ。

いじめれば今度自分がいじめられる。いじめたり、差別したりなんかしなければ、せめてその気に食わないやつを普通に嫌う、普通に遠ざかる程度ならばここまで不幸になんか、人並み未満の扱いなんてされないはずだ!

いじめた分返ってきたのだ。


彼は、路面にへなへなすわりこみ、
俺は捨て犬未満なのかよーーー
俺より捨て犬のほうが尊厳存在価値上なのかよーっ
なんで俺は先生にも助けてもらえねえんだ
俺は助ける必要ない価値ない役立たねえ取り柄ねえやつなのかよ、
俺より捨て犬の方が存在価値あるってのかよ、
となげいた。


彼がやったモラハラだって、
モラハラいじめをやられたほうからしたら
これくらいの深い傷、となったのだ。
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