ダイヤモンドの未来
手術室に入ると、ベッドに仰向けになる。
これぞ、まな板の上の鯉…
どうすることもできない。
自分の鼓動が聞こえる。
右側から先生が覗き込んできた。
青い術衣の先生。
帽子とマスクをしている。
優しい目を向けてくれる。
目がそらせない。
「泉川さん、この後麻酔をします。
次起きたら、終わっているから。」
うなずく私。
『次に目が覚めた時も、
先生の顔が見られたらいいな』
と思ったのを最後に意識が途切れた…
これぞ、まな板の上の鯉…
どうすることもできない。
自分の鼓動が聞こえる。
右側から先生が覗き込んできた。
青い術衣の先生。
帽子とマスクをしている。
優しい目を向けてくれる。
目がそらせない。
「泉川さん、この後麻酔をします。
次起きたら、終わっているから。」
うなずく私。
『次に目が覚めた時も、
先生の顔が見られたらいいな』
と思ったのを最後に意識が途切れた…