ダイヤモンドの未来
部屋で時計を確認すると、9時前。
当直が終わってすぐ来てくれたらしい。
「すみません、明けなのに。」
「俺はいいけど、調子はどう?」
と言いながら、ベッドに腰かけるよう促される。
先生は、その横のコタツにコンビニの袋と黒いパソコンバックを置き、絨毯に片膝を付く。
ベット座った私と、先生の目線が同じくらいの高さになる。
私を見る先生。
医者の眼だ。
当直が終わってすぐ来てくれたらしい。
「すみません、明けなのに。」
「俺はいいけど、調子はどう?」
と言いながら、ベッドに腰かけるよう促される。
先生は、その横のコタツにコンビニの袋と黒いパソコンバックを置き、絨毯に片膝を付く。
ベット座った私と、先生の目線が同じくらいの高さになる。
私を見る先生。
医者の眼だ。