ダイヤモンドの未来
先生と一緒にカレーを食べる。

いっしょに作った、サラダやスープもおいしいと完食してくれた。

先生と食事をする雰囲気にも慣れてきたなぁとうれしくなる。


食後、コタツでコーヒーを飲む。


先生は、壁に寄りかかって座っていた。

私はその90度隣、台所側にいた。

先生が、カップをテーブルに置き、私の手を軽く引く。

先生の足の間に座り、後ろから抱っこの体制。

後ろから、回る手に一瞬びっくりとするが、ほっと息を吐いて力を抜く。


「寄りかかっていいよ。」

そう言われて、ちょっとだけ、背中を後ろに倒してみるが、重さはかけられない。

すると、先生が、私の背中に密着し、肩に顎を乗せる。


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