ダイヤモンドの未来
「先生に言われたとき、怖かったんですけど、先生も怒るんだと思ってうれしかったっていうか…。」


「先生は、いつも穏やかだけど、怒ることもあって、それが私の前っていうか私のことでっていうのが、よかったていうか……
すみません、何言ってるか分からないかもですけど…」


「ありがとう。

俺も常に余裕がある訳じゃないから。」

何となく、言いたいことは伝わったらしい。

よかった。

「明日、休みだったらいいのにな。」

残念そうに言う先生。

頷く私。

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