ダイヤモンドの未来
「そうだ、俺のこと、プライベートは先生やめない?
敬語もやめてくれたらうれしい。」

「えーと、いきなりは…。」

「呼ばれたら、帰ろう。」

「…」

「帰したくないってこと。」

ニヤニヤしながら言う先生。

「名前、知ってるよな?」

「はい。」

後ろから、私の顔を覗き込む先生。

真っ赤になった私。

手をぎゅっと握られる。



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