ダイヤモンドの未来
◇~隼人side~ 院内恋愛
腕に抱いた香江の寝顔。
独特の高揚感が落ち着いた今、場違いかもしれないが、安堵感が強い。
よかった、無事に抱けてと。
主義というほど、強い意志があった訳ではないが、患者と同じ院内のスタッフとは関係を持たないようにしていた俺。周囲の視線や気遣いがわずらわしくて避けていた。
気づけば、患者で同じ病院で働く彼女、結果的に香江であることが第一条件だったということだ。
独特の高揚感が落ち着いた今、場違いかもしれないが、安堵感が強い。
よかった、無事に抱けてと。
主義というほど、強い意志があった訳ではないが、患者と同じ院内のスタッフとは関係を持たないようにしていた俺。周囲の視線や気遣いがわずらわしくて避けていた。
気づけば、患者で同じ病院で働く彼女、結果的に香江であることが第一条件だったということだ。